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ネットショップの商品が売れる写真の撮り方

商品写真の撮り方

ネットショップの商品が売れる効果的な写真の撮り方についてご紹介します。
アパレル系のネットショップの商品撮影は撮り方を工夫するだけで魅力がさらに引き立ち、その価値も高めてくれます。ここでは平置き撮影から立体的なモデル撮影もご説明します。

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はじめに

アパレル業界は参入しやすいだけに競争も激しく、
特にネット通販ではせどりや転売などで、
残念ながら画像の使いまわしをするショップも増えています。
その画像の使い回しで「商品価値」を引き下げている事実もあります。

しかしネット通販は「利益」があってこその商売です。
その利益を生み出すには「差別化」を図ることに尽きます。

ただし闇雲に撮影して、商品の写真を見せれば何でも売れるわけではありません。
「効果的な写真を撮る」ことにより、
商品の本来の良さや美しさ、そして価値やステータスを引き上げることができます。
そして次の集客にも繋がり、しっかりとした「利益」も生み出してくれるのです。
効果的な写真を撮る」ということは、
新規のお客様をはじめ、リピーター様にも、
安心感、商品価値、信頼という心理的効果を与える事が出来るのです。

商品撮影で基本的なこと

アパレル商品に限らず、ネットショップで商品撮影する上で、カメラ選びやその他の機材、また基本的は撮影方法など基本的な内容をご説明します。

カメラ選び

カメラ機材は可能であれば「一眼レフ」のデジタルカメラを用意しましょう。。
一眼レフはレンズ交換式のデジタルカメラで、多様なシーンで活用できます。
オートフォーカスが優れていて、遠近のピント合わせが素早く、正確に撮影できます。
また画質も優れているので綺麗な写真を撮影できるメリットがあります。
一眼レフを購入する場合は、オークションで中古を購入しても良いですし、
3万円程度の新品のものでも構いません。
ネットショップで商品撮影するほとんどの人は、この一眼レフカメラを使用しています。
スマートフォンのカメラ機能でも撮れないことはないのですが、
画質面、操作性、色味、ピント合わせ、美しさ、すべてにおいて、
一眼レフカメラには追いつきません。
一眼レフカメラはネットショップには必需品とも言えるでしょう。

レフ版はあると便利

商品撮影時には一眼レフカメラ以外に、あると便利なものがあります。
それは「レフ版(反射板)」です。
レフ版の主な使い方は、商品撮影する時の影を取り除いたり、
光を分散したいときなどに使います。
例えばパンプスを撮影するときは、通常ですと靴の内側や靴底に影が出てしまいます。
その影になっている部分を明るくしたいときに、
レフ版で光を反射させて影の部分を明るくするのです。
このようにカメラのフラッシュを使うのではなく、レフ版で光を当てるのです。

基本的な写真の撮りかた

一眼レフカメラを手に入れたら、次は商品撮影です。
まず商品撮影をする時は基本的にフラッシュをたかないようにしましょう。
初心者の人はついついフラッシュをたいて撮影してしまうことが多いですが、
できる限りフラッシュは使わないようにします。

たとえばプリーツスカートを撮る場合、
フラッシュをたいて撮影すると、
プリーツ独特の折り目の陰影が飛んでしまうことがあります。
またシフォン素材のような透け感のある素材の場合、
フラッシュをたいて撮影すると、素材が光に反射してしまいます。

フラッシュのありなし違い

このように衣類の凹凸や素材感を撮影する場合には、
フラッシュをたいて撮影してしまうと、
商品の素材感(画像に写りこむ細やかさ)が飛んで消えてしまい、
全体が白けた画像になってしまいます。
ですので撮影時にはフラッシュをたかないで撮影しましょう。
どうしても影になる部分はレフ版でライティングして撮影しましょう。

商品撮影のテクニック

ここからアパレル商材で商品撮影のテクニックをご紹介します。
ありきたりの「平置き撮影」や「前後だけ」の写真撮影でなく、
もっと魅力的な商品に見えるようにするためのテクニックです。

商品写真の数

商品写真の数ですが、商品写真は最低「5画像」を見せることが理想です。
「前」「後ろ」「横」「ポイント」「素材のアップ」の5つです。
「前」「後ろ」だけはダメです。
また多く撮影したからといって、商品ページに載せ過ぎるのもダメ。
なぜなら商品ページの読み込みに時間が掛かるからです。

この5画像といのは、お客様が商品を「イメージしやすい」ということと、
選びやすい」「わかりやすい」ということを念頭に置いています。

またここで強調してお伝えしたいのは、
他店との差別化を図って利益を生み出すため」にも、
「前」「後ろ」「横」「ポイント」「素材のアップ」の5画像を撮ることがとても重要なのです。

大手の通販ですとモデルを使って1枚のみの画像で販売しているものがありますが、
あれは「ショップの背景」がしっかりしているから出来る事なので、
初めてショップを開く場合、また知名度がない商品においては、
1枚のみの画像で販売するというのはあまりおすすめしません。

ファーストインパクトの画像

大手のネットショップサイトでは、
画像一枚の中に情報を集約している画像が多く使われます。
これは「ファーストインパクト」の画像で、
一発目の画像で訪問しに来たお客様の関心を惹き付ける画像です。
これには二つのパターンがあります。
・シルエット画像(雰囲気を重視した画像)
・セールス画像(セールス文の多い画像)

シルエット画像については、
わかりやすく例えるとシンプルな感じです。
清潔、高級感、エレガントなどが伝わってきます。
イメージ画像

セールス画像については、
わかりやすく例えるとごちゃごちゃした感じです。
お得、安い、カジュアルなどが伝わってきます。
セールス画像

多くのネットショップでは、
「ファーストインパクト」の画像をよく使います。
最初はこだわる必要はありませんが、
販売にだんだん慣れてきたら、このファーストインパクトの画像を取り入れてみてくださいね。

商品写真の撮影のコツ

商品写真を撮影するときに、ちょっとしたコツをお伝えします。
このコツを取り入れることで、商品がさらに魅力的なものになってきます。

【1】、商品のセクシーな角度を見抜く。
アパレル商材にはそれぞれ「一番セクシーに見える角度」があります。
なんでもないTシャツ1枚にしても、胸元がVネックだった場合、
トルソーやマネキンに着せてVネックが一番セクシーに見える位置を目で探しましょう。
どの商品でも必ずあります。自分の目で見て「ここだ!」と感じるところが必ずあります。
それが分かってくると商品の説明文にもしっかり「アピールポイント」を書けるようになります。
そのセクシーな角度が分かったらその部分を撮影しておきましょう。

【2】、顔チョンパする。
商品写真は顔は必要ありません。
素人モデルさんにも多いことなのですが、撮影するのは商品です。本人ではありません。
バッチリメイクを効かせても時にはそれが商品を邪魔する事もあります。
ポイントとしては、
商品を撮影する際に先ずは「全体を撮影」しておいて、
画像加工時に顔の部分をカットする作業を行います。

【3】、ポイントを必ず撮影する。
Tシャツでも無地もあればプリント物もあります。
コートであれば、デザインももちろんのこと、
ポケットのデザイン、サッシュベルト、ボタンなど、
要所要所に個性を際立たせるポイントがあります。
お客様がこだわるところでもありますので、
そこは必ず撮影して商品画像に掲載してください。

【4】、素材のアップ。
素材のアップを撮影する事は非常に重要です。
こちらも撮影する際はフラッシュをたかないで撮影しましょう。
フラッシュをたいて撮影すると分かる事ですが、
素材感が吹き飛んだ画像になります。
ですのでフラッシュをたかずに撮影すると良いでしょう。

【5】、モデルを使う場合。
モデルを使う場合は、一番良いのは「モデル撮影代行」に任せるのが一番早いと思います。
こちらから着用してもらうモデルのイメージや、ポージングなども伝えておくことが大事です。
自分で手配するのも良いのですが、
素人モデルさんの場合の多くは要領が分かっていないので、
時間にルーズ、着替えが遅い、拘束時間に融通が利かないなどで、
こちらが思うようなスケジュールになりづらいのと、
対価も見合わないケースがほとんどです。

ネットで「アパレル モデル撮影代行」と検索すれば数社がヒットしますので、
そこから料金ももちろんのこと、在籍モデルや、対応などを比較検討して、
撮影を代行してもらう方が一番早く、とても綺麗な画像を送ってくれます。

撮影した画像を加工する

商品撮影が終わったら、少し手を加えて画像を加工しましょう。
大きさ、色味、明るさなど調整しながら、見た目と同じように加工します。
またテキスト(文字)を挿入することで個性的な画像になります。

画像加工ソフトと保存について

画像加工ソフトはAdobeのPhotoSHOPをおすすめします。
PhotoSHOPに手が届かない場合は、GIMP(無料ソフト)などでもかまいません。
画像サイズは「正方形を基本に600ピクセル」が妥当なサイズになります。
画像の圧縮比率は「高画質」程度で良いと思います。最高画質にする必要はありません。
低画質で保存してしまうとサイズ容量は小さくはなりますが、
その分だけ粗い画質になってしまいます。
かと言って最高画質で保存してしまうと綺麗な画質にはなりますが、
サイズ容量が大きくなり、購入者の端末での表示に時間が掛かってしまいます。
ですので程よいサイズ画質で保存する事をおすすめします。

画像にテキストを入れる意味

ショップにもよりますが、
画像にテキストを入れているのをよく見かけますよね。
カラーバリエーションを説明したり、
商品のポイントを説明したり、また価格をアピールしたりと、
テキストを入れると画像がさらに盛り上がります。
画像にテキストを入れる意味にはこういった効果があります。
ですがテキストを入れるのにはもう一つ重要な意味があります。
それはコピー(無断転用)を防ぐという意味です。

ショップは独自性を持たなければ、値段で勝負するしかありません。
他店が同じ商品を扱っているとしたら、
独自性(オリジナリティー)がない限り、直ぐに他店と比較対象になってしまいます。
特にネットモールなどには価格比較機能も付いているので、
画像が同じだったら直ぐに値段を比較されてしまうのも避けられません。

数年前からの動向で、せどり、転売などで画像を使いまわししているショップが多くあります。
結局はモールの中で価格競争が起きて、
ぎりぎりのラインで値下げすることになってしまいます。

もし商品がどうしてもかぶってしまう場合は、
最低でもメイン画像だけはオリジナル画像のようにした方が良いです。

おわりに

まだまだ紹介し切れませんが、
基本的で具体的に「ネットショップの商品が売れる効果的な写真の撮り方」をお伝えさせていただきました。
これからの商品撮影のご参考になれば幸いです。

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