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過敏性腸症候群(IBS)特有の症状を経験をもとに解説

ibsの経験

一過性の下痢であれば悩むこともないのですが、
過敏性腸症候群(IBS)は腹痛をともなう下痢を頻繁に繰り返していきます。
その症状は特有なもので、本人でも原因のわからない症状でもあります。
ここでは過敏性腸症候群(IBS)特有の症状について僕の経験をもとにお話しします。

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僕が経験した過敏性腸症候群(IBS)

僕が過敏性腸症候群(IBS)を発症したのは、
高校を卒業した年の10月です。今でも忘れません。
最初は腹痛を伴う下痢から始まりました。
僕自身、最初はお腹が冷えたのか、消化の悪いものか何かだろうと思っていました。
下痢することなんてよくあることですからね。

でも始まりはここからでした。
翌日の朝からまた腹痛と共に下痢が起こります。
でもまだこの時点では病院に行くほどでもなく、
お腹の調子が悪い程度にしか考えていなくて、
自分自身ではそんなに深くは考えていませんでした。

しかし、さらに翌日、また翌日と下痢は続きました。
自分自身でもあまりにもおかしいと感じたので、
正露丸を飲んで様子を観たりしてましたけど、正露丸でも下痢は止まりません。

そこで親に相談したのですけど、
当時は過敏性腸症候群(IBS)なんて誰も知りませんし理解もありません。
親からは、働きたくない「甘え病だ」と一喝されましたよ。
自分では働きたくないなんて一つも思ってはいませんでしたけどね。

会社には電車で40分ぐらいかけて通勤していました。
最初は出かける前にトイレに行くことで腹痛の症状は治まっていたのですが、
それが電車に乗っている最中にも腹痛の症状が起こるようになってきました。
あの通勤ラッシュの満員電車の中でお腹の痛みと下痢が起こるのです。
正直、電車の中では自分自身との激しい葛藤です。
車中で音楽を聴いても、本を読んでも、症状には何の慰めにもなりません。
市販の下痢止めを飲んでも、まったく効き目がありません。
こみ上げてくる痛みと不安を取り除くものは何一つ無いのです。
そこからさらに痛みと不安はエスカレートして、
一つ一つの駅を越すことさえも辛い状態です。
あまりの不安と痛みに耐えかねて、電車を降りてUターンして帰ったこともあります。
そんな状況なので、通勤も思うように出来なくなったので、
いつ治るかわからない症状から、
会社を辞めることを決断して、自宅で療養することになりました。

それからというもの、
症状がエスカレートした体では、どこにも行くことが出来なくなりました。
近所にある自動販売機に行くことさえもできません。
完全なひきこもりとなって約3ヶ月間過ごしていました。
親からは、会社のストレスじゃないかと言われたのですが、
会社を辞めたのですからストレスが掛かるはずがありません。
症状はひどくなるばかりです。

この当時(1990年)というのは、
今のようにパソコンや携帯電話といった情報端末がありません。
なので、過敏性腸症候群(IBS)の症状を知る術もないのです。
お腹が痛いのは「甘え病」と言われることが普通の時代なのです。

しかし僕の症状を見かねた両親が、
内科の病院に連れて行ってくれたのですが、
そこでは異常が見つかりませんでした。
問診、レントゲン検査、便検査、血液検査、どれも異常はありません。
なのでごく一般的な胃腸薬だけが処方されます。
でも症状はいっこうに治まる様子はありません。

そこから病院を転々とした結果、大学病院に行くことになりました。
そこでようやく精神的な影響からきている症状だということを説明されたのです。

医者も手探り

連日のように続く下痢で体は衰弱していきました。
まだ19歳(当時)だというのに、体はいつもヘトヘトです。
僕が調子が良かったときのベスト体重は63kgです。
過敏性腸症候群(IBS)に掛かってからは、51kgまで落ちたときもありました。
正直、目を覚ましても横になっているだけです。
大学病院で渡された当時の薬というのは、
今のように過敏性腸症候群(IBS)に効果的な薬というものはありませんでした。
なので、僕が当時飲んでいた薬の量は半端ない量で、
薬だけでお腹がいっぱいになってしまうくらいの量です。
処方された下痢止めも、大学病院の中で一番即効性のある下痢止めを出されましたけど、
それを一日限度量まで飲んでやっと下痢が止まるくらいです。
ひどい時は下痢は止まっても痛みだけは残ります。
正直、薬漬けの毎日です。
大学病院の医師から「時間をかけて治していこう」と言われましたけど、
そこから何十年と今現在に至ることも想像もしていませんでした。

人によって異なる症状の度合い

過敏性腸症候群(IBS)は人によって症状の度合いが異なると、僕は経験を通して感じています。
それと言うのも、
過敏性腸症候群(IBS)を引き起こすそもそもの要因が、人によって異なるからです。
たとえば、職場からのストレスであれば、
ストレスの要因である職場から遠ざかればストレスは軽減されるので、
理屈的には過敏性腸症候群(IBS)の症状もやわらぐはずです。
また緊張しやすい性格から過敏性腸症候群(IBS)を引き起こしているのであれば、
緊張しない場所であれば過敏性腸症候群(IBS)の症状を軽減できます。

過敏性腸症候群(IBS)を引き起こす要因をすでに把握し理解していて、
回避できる環境づくりが可能であれば症状も重くはならないと思います。

ただしこの症状の厄介なところは、
過敏性腸症候群(IBS)を引き起こす要因に思い当たるところが無い人の場合は、
どう対処して良いのかわからないので、そのまま重症化していってしまうのです。
ストレスなのか、緊張なのか、
本人でさえもわからないのに過敏性腸症候群(IBS)の症状として現れる人もいるのです。
僕自身もその一人で、いまだにこの症状の要因に思い当たるところがありません。

おわりに

過敏性腸症候群(IBS)特有の症状を経験をもとに解説しましたが、
過敏性腸症候群(IBS)の症状というのは人によって要因が異なるため、症状の度合いが異なると僕は経験を通して感じています。
まだまだ認知度が低いこの過敏性腸症候群(IBS)を僕の経験を通して、多くの人に知ってもらいたいと思います。

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